金ナノ粒子自己集合体のプラズモニックナノ凝集構造を制御して、

ラマン散乱を一万倍以上に増強する表面増強ラマン散乱（SERS）をco-aggregation法で簡便に利用できるSERS用金ナノ粒子分散液を販売します。

液体試料の3 µLに、凝集開始剤液3 µLとSERS用金ナノ粒子 54 µLを混合するだけで、そのまま安定したSERSシグナルが取得できます。コストは１アッセイが1000円未満とリーズナブルです。SERS用金ナノ粒子は 10 mL 8万8千円（税込）から。近赤外ラマン分光用です。

SERS用金ナノ粒子

鎖状に結合した貴金属ナノ粒子の異方性自己集合体には、その長軸方向の局在プラズモン共鳴に対応する波長の光を強く吸収し粒子間隙に増強電場を生じます。

このような貴金属ナノ粒子・異方性構造・ボトルネック構造の働きにより、集合体近傍の分子のラマン散乱が著しく増強される「表面増強ラマン散乱（SERS : Surface Enhanced Raman Scattering ）」現象が生じます。

SERS用金ナノ粒子を測定対象試料と混合し、その場で自己集合化させるco-aggregation　SERSは、この性質を利用して色素不要の高感度センシングを低コスト・簡便に実現します。

Co-aggregation SERS

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