安倍首相が内閣府が日本再興戦略のベンチャー支援に

NEDOのスタートアップイノベータに申請し、400余件の応募中一次審査通過76件には残ったものの、最終審査通過の15件には届かなかった。

10月30日、日本総研の研究者の話を聴いてきた。国の中央に直結している方だけあって、なかなかエキサイティングだったので考えをつらつらまとめておく。

安倍首相自身が起業化事業化に熱心で、内閣府が先頭に立って日本の技術を世界にと日本再興戦略のベンチャー支援を進めているのだと。来年はいよいよ本腰の施策が出てくるらしい。今までのように省庁ガー役人ガーwと斜めに見ていると進歩を見誤る。

さて庵主は小渕首相時代の創業支援施策から斜めに見てきたが、今はシリコンバレーモデルが流行のようだ。ちょっと気になるのは、なかなか「日本型」が出てこないこと。実は、当方にとっては、自民が下野したあとの敗因分析のひとつ、西田昌司氏の提言「showyou第60号( 09/10/1)がしっくりと来るのである。
http://www.archilys.com/blog/index.php?UID=1362054832Link

我が事を省みればリストラのあと就職先がなく、致し方なく個人ビジネスを始めたのが実体なのだが、人からはベンチャーと呼ばれるときもある。そう呼ばれてお金になるなら「はい、左様でございます」と応えるが、内心は違和感がある。
日本のサイエンティストが世界と戦うのはハードルが高いが、エンジニアはトップクラスである。種子島をあっという間に国産化し、戦争のモデルを変えた職人の居る国である。世界に負けない技術屋、枯れた技術の集積で世の中にないモノを提供したい。そういう技術屋の熱意を具現化する日本型があるはずなのだ。

じゃあ何で今までうまく行かなかったのかという疑問が当然生じる。だけどそれはモデルのせいではないでしょうと思う。

以前にも三の矢「成長戦略」を待つと題して考察してみた。
http://www.archilys.com/blog/index.php?UID=1367668959Link
池田信夫氏の「「イノベーションの本質は技術ではなく、このビジネスモデルにある」は常に唱えておくべき名言と確かに思う。だが、実体験は「技術革新だろうがビジネスモデルの変革だろうが関係はない。一定規模の売上げが安定して計上できてようやく制度や投資の恩恵に与れる」と強く感じさせる。
つまり、今の日本にイノベーションはないということだ。
なのに世界に誇れるエンジニアがリストラされるほどごちゃごちゃ居るのか?

庵主は、制度や社会ー企業の内部も含んでーの閉塞感、冒険しがたい空気が問題だと考える。我々に合った「日本型」は、試行錯誤の結果に生まれるものだ。だから、試行錯誤と失敗を許す社会や企業文化が必要だ。そもそも国の行う起業支援の施策においてさえ、試行錯誤を繰り返しているではないか?(←褒め言葉w)

本来政治家や官僚が優秀なアタマを使ってやっていただくのは、外部モデルの輸入ではない(それ自体はビジネスとして理解できる)。本当に必要とされるのは、何度でも失敗できる社会を作りあげること、フェイルセーフの充実ではないのか。

— posted by bemybaby at 12:18 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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